SEATouch導入事例

【富士フイルムイメージングシステムズ株式会社様】スマホをタッチするだけで誤差なく居場所がわかる! フリーアドレスの座席管理にSEATouchを導入した理由は?

作成者: ソニー㈱ST&S PR事務局|Aug 28, 2024 7:28:44 AM
 

 

― まず、SEATouchを導入することになったきっかけを教えてください。

オフィス移転のタイミングで、固定席からフリーアドレスに座席のシステムを変えることになったのがきっかけです。「コミュニケーションやコラボレーションの機会が増え、イノベーションが促進される」など、フリーアドレスの導入にはさまざまなメリットがありますが、同時に「誰がどこにいるかがわからなくなる」といったデメリットもあります。

フリーアドレスの導入でメリットを享受できる反面、従業員の居場所が不明確になり「メンバーへの指示がすぐにできない」「人を探すのに時間がかかる」など、業務にさまざまな支障が出ることが予想されました。そこで、このようなデメリットによる悪影響を抑えるために、座席管理システムを導入することにしたのです。

 

― 実際に導入するにあたり、さまざまな座席管理システムを比較検討したと思うのですが、最終的にSEATouchを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

座席に設置したカードにスマホでタッチするというシンプルな仕組みで、「誰がどこに座っているのかがピンポイントでわかる」「位置情報の追跡が不要で、従業員のプライバシーを守れる」という2点が決め手になりました。

ビーコン(※Bluetoothを用いた位置特定技術)方式の製品を含めて検討していたのですが、この方式には「電波干渉で通信が不安定になり、位置情報に誤差が発生する」「位置情報の追跡が従業員のストレスになりえる」といった難点がありました。

タッチ式のSEATouchであれば、誤差は発生しませんし、プライバシーの問題も解決できます。さまざまな製品を比較検討しましたが、このようなSEATouchの仕組みが我々の用途にもっとも適していました。

 

 

― その他、SEATouchの導入を後押しするような要因はありましたか?

座席にカードを設置するだけなので、導入や運用が楽という点ですね。ビーコンの場合は電池の入れ替えといった定期メンテナンスが必要ですが、SEATouchであればメンテナンス不要で使い続けることができます。

また、スマートフォンで座席登録ができるという点もよかったですね。弊社は従業員に業務用スマートフォンを支給しているので、導入がしやすかったです。後は、履歴データを無料で自由に使えるという点も魅力的でした。

 

 

― 現在SEATouchをどのように利用していますか?

オフィスの350席にSEATouchを導入し、在席/退席登録と在席状況表示の2つの機能を利用しています。座席に設置したカードにスマートフォンをタッチしてもらい、在席と退席を行うというシンプルな使い方です。

 

 

― SEATouchを導入してよかったと感じるのはどのような部分でしょうか? 

UIがとてもわかりやすいことですね。座席のカードにタッチしてタップするだけで在席登録ができるので、誰でも簡単に迷うことなく利用できます。一応、マニュアルを作成して展開する予定だったのですが、その前からみんな見よう見まねで使い方をマスターしていました。このような明快なUIのおかげで、非常にスムーズに導入を進めることができたと思います。

 

 

― そのほか、SEATouchを使ってよかったと感じることはありますか?もしあれば教えてください。 

サポートが手厚いところですね。サイネージの機能について一度リクエストしたことがあったのですが、非常に素早く機能をアップデートいただけました。その他、私たちの要望や用途を理解いただき、深いところまでさまざまな相談に乗ってくれるのでとても助かっています。

また、座席表作成ツールの使いやすさもよかったですね。使い慣れた表計算ソフトと同じ操作性のUIだったので、迷うことなくサクサクと作成できましたし、カスタマイズも非常に簡単。細かいところまで配慮が行き届いた、非常にユーザーフレンドリーな製品だと感じました。

 

 

 

― 今後、SEATouchを別の使い方に展開していく予定はありますか?
まだ実験段階なのですが、避難訓練の点呼にSEATouchを活用しています。これは、在席/退席登録を利用したもので、「オフィスから避難するときに在席登録し、避難が完了したら退席登録をする」というもの。

例えば、100人の従業員がいた場合、避難時に全員が在席登録をすると、避難用の表には100人が表示されます。避難完了後、全員が退席登録をすると、表示される人数が0に。もし、0でなければ、逃げ遅れた人がいるという判断ができます。

前回の避難訓練の際、簡易システムで実験を行い、十分に活用できるという感触がありました。これがSEATouchでできるようになれば、避難時の点呼が素早く正確に行えるようになるので、今後も活用していきたいと考えています。

 

― 本日はありがとうございました。最後に今後の展望やSEATouchに期待することがあれば教えてください。
現在導入しているのはフリーアドレスだけですが、「固定席・在宅勤務であっても、席にいるかいないかを確認できた方が便利」という話が出ています。そのため、今後は固定席・在宅勤務にもSEATouchを展開していく予定です。加えて、近々、リクエストしたサイネージでの利用も考えています。

また、現状は十分に有効活用できていないのですが、SEATouchはコミュニケーションツールとしてもさまざまな使い方ができると感じています。これからもさまざまな機能追加があるとお聞きしているので、これからの進化も非常に楽しみですね。

 

 

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は、富士フイルムグループのイメージング製品の国内販売を行う企業。富士フイルムが長年培ってきた基盤技術と先進テクノロジーによって作り出した高品質・信頼性・高セキュリティ、使いやすさを兼ね備えた写真・映像・情報関連製品・サービスを、一般のお客さまからビジネス用途の法人のお客さままで幅広く提供している。

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