― まず、座席管理システムの導入を検討することになった理由を教えてください。
新型コロナが5類に移行して半年ほど過ぎたタイミングで、部署により度合いは異なりますが、リモートから出社を推奨する方向に働き方を変更しました。ただ、コロナ期間にオフィスの面積を減らしてフリーアドレスにしていたので、そのまま出社を促すと満席で座れない人が出てくる恐れがあります。そこで、社員が安心して出社できる環境を整えるために、在席確認や事前予約ができるシステムを導入することにしたのです。
― 座席管理システムを選ぶ上で、どのようなポイントを重視したのでしょうか？
製品選びで重視したのは、「在席確認や事前予約を備えている」「導入の手間や初期投資を抑えられる」といったポイントです。あとは、わかりやすく誰でも簡単に操作できるUIになっているかどうかですね。社内には勤怠、経費精算、稟議、電子署名、予算管理など、さまざまなワークフローやアプリケーションがあり、ログインするだけでも一苦労です。とにかく使いやすさを重視して製品を選んでいきました。
― 導入前はさまざまな候補を比較検討したと思うのですが、最終的にSEATouchに決めた理由は何でしょう？
在席確認・事前予約・SAML認証・わかりやすいUIなど、弊社が求める機能に加えて、座席課金を採用していた点が大きかったです。
ユーザー数による課金ではなく座席数で課金する形態は、契約する座席数を増やさない限り金額が一定なので「社員数が増減する度に料金が変動する」「社員数の増減をこまめにベンダーさんに報告しなければならない」といった煩わしい手間が発生しませんし、コストも大幅に抑えることができます。このようなSEATouchの料金形態は、弊社のニーズと非常にマッチしていました。
また、ローンチまでの期間が1～2か月と非常に短く、座席にカードを貼るだけという導入の簡単さもよかったです。必要な機能を備えつつ、さまざまな面でコストを抑えられる点が導入の決め手になりました。
― 現在SEATouchをどのように利用されていますか？
オフィスの座席管理と座席予約に利用しています。メインで活用しているのは本社所属の社員ですが、全国の支店に所属する社員も本社に来たときは使えるように設定しています。予約を必須とはしていないのですが、多くの人が前日か通勤時にスマホ・パソコンで空き状況を確認し、事前予約で席を確保していますね。利用率も非常に高く、本社に出社する社員のほぼ100％がSEATouchを利用しています。
― すばらしい利用率ですね。SEATouchの利用を促すために工夫していることはありますか？
SEATouchの使い方や注意点を含めて、全社員への周知は社内ポータルサイト上の掲示板で行っています。掲示板で周知されたことは必ず確認して、実行するよう徹底しています。また、SEATouchはわかりやすく誰でも簡単に操作できるUIであるため、それが利用率の高さにつながっているのかもしれません。
― ありがとうございます。では導入後の効果についても聞かせてください。
空き状況の確認と事前予約のおかげで、「満席で座れない」といった問題は今のところ起こっていません。また、社員から「使い方がわからない」といった問い合わせを受けることも少なく、導入や運用をスムーズに進めることができました。
また、SEATouchの座席表に名前が表示されることで、部署が違っても「あの人が○○さんか！」と顔と名前が一致するようになり、以前よりも近くの人に話かけやすくなりました。SEATouchの導入は、コミュニケーションの活性化という意味でもオフィスに良い効果を与えてくれています。
― 本日はありがとうございました。そのほか、SEATouchを使ってよかったと感じることはありますか？もしあれば教えてください。
改善要望に対しての対応が素晴らしかったです。UIの改善提案をしたところ迅速に対応してくれました。相談や提案に対してのレスポンスの早さも、SEATouchを選んでよかったと感じるポイントですね。
ノーベルファーマ株式会社
「必要なのに顧みられない医薬品・医療機器の提供を通して、社会に貢献する」をミッションに、2003年に創業。既存の製薬会社が取り上げないアンメットニーズの医薬品の開発を志し、2008年には3つの新薬の製造販売承認を取得し、販売。以来、現在までに20を超える新薬・医療機器をグローバルで開発し、難病・希少疾病を中心に、医療現場に新たなオプションを提供している。
ノーベルファーマ株式会社
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